フッ化物のむし歯予防効果
Q.どうしてフッ化物でむし歯が防げるのか?
フッ化物を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ化物を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、虫歯菌の出す酸に対して強くなります。ですから、フッ化物を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。
また、歯のエナメル質のまわりにフッ化物があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がしやすくなります。最近の研究では、この再石灰化促進力の方がむし歯の予防効果としては大きいとされています。
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| 1…ミネラルが溶け出して初期虫歯が形成 |
2…フッ素が歯の表面に吸着 |
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| 3…初期虫歯部分へ、フッ素やだ液中のミネラルが取り込まれ、フッ素は再石灰化を促進 |
4…初期虫歯が再石灰化される |
※フッ化物を塗ると、歯が黒くなるという声もありますが、むし歯予防のフッ化物液で歯が黒くなることはありません。歯が黒くなるのは、むし歯の進行を止めるために使うサホライド(フッ化ジアンミン銀)という液を使った場合です。 |