ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングの
特徴

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  01歯を削る量が少ない、歯にやさしい治療

  むし歯の補修で一般的な詰め物・被せ物を使う場合、詰め物・被せ物の強度維持のために、歯を削る量が増えることがあります。
  一方ダイレクトボンディングは歯に直接素材を盛り付けるので、削る量は最小限で済み、歯に必要以上の負担をかけません。

• 

  02天然歯と変わらない、
  自然な歯を再現できる

  以前はレジン（歯科医療用のプラスチック）で自然な色合いを出すことは困難でした。しかし最近は、レジンの色が多数作られています。それら複数の色を積層することで、天然歯の複雑な質感に近い仕上がりができるようになっているのです。

• 

  03歯の形や大きさを
  整えられる

  ダイレクトボンディングは素材を歯に盛り付けて形作るので、歯の形や大きさを変えることも可能です。そのため、歯面の凹凸や、歯先がとがっていることなどを解消できます。周囲と比べて特定の歯だけが小さい、といった場合にもダイレクトボンディングは有効です。

• ダイレクトボンディングの
  注意点

  • 進行している虫歯に関しては、治療が適応できない。
  • 患者様のご希望や治療箇所によっては自費診療になる。
  • かみ合わせや経年劣化により割れる・欠ける症例が報告されている。

ダイレクトボンディングの種類

• ダイレクトインレー

  治療の際は、強い接着力で歯の神経を保護し、目立たない自然な仕上がりが特徴です。また、セラミックによる詰めものに比べて、歯を削る量を抑えることができ、お口の中で直接修復します。時間は少しかかりますが、基本的に処置は即日完了できます。
  万が一、治療部分が欠けた場合には詰め直すことが可能です。

  料金

  ￥ 44,000（税込）

  こんな方におすすめです！

  • 歯の色が気になる
  • 歯と歯のすき間が気になる、すき間をなくしたい
  • 歯の形や大きさのバランスが気になる
  • 金属の詰め物を白くしたい

  • メリット

    • 審美性が高い
    • むし歯の再発を防げる
    • 歯を削る量を抑えることができる

  • デメリット

    • 審美性を求める場合は自費診療になるため、比較的費用がかかる
    • 奥歯や広範囲の治療など、適応できない症例がある
    • 経年劣化による変色の可能性がある

• ダイレクトクラウン

  大きいむし歯のため、歯の大部分を削った場合や歯の神経を取った際に行う治療です。このような場合、通常は土台を作り金属やセラミックなどの被せ物になりますが、ダイレクトクラウンでは歯を丸ごと1本作っていきます。

  料金

  ￥ 55,000（税込）

  こんな方におすすめです！

  • 笑ったときに見える銀歯を白い歯に変えたい
  • 治療を繰り返して、歯の根っこが短くなっている
  • セラミック等の被せ物を入れる前に試してみたい

  • メリット

    • 審美性が高い
    • 金属アレルギーのリスクが少ない
    • 柔軟性が高く、大きさや色調の微調整が可能

  • デメリット

    • 審美性を求める場合は自費診療になるため、比較的費用がかかる
    • 奥歯や広範囲の治療など、適応できない症例がある
    • 経年劣化による変色の可能性がある

• ダイレクトブリッジ

  従来のインプラントやブリッジ、入れ歯といった修復法とは異なり、失った歯の部分に人工歯を作製して接着する方法です。
  そのため、失った歯の両隣にある歯を削らずに治療することができます。

  料金

  ￥ 165,000（税込）

  こんな方におすすめです！

  • 周囲の歯を大事にしたい、削りたくない
  • 入れ歯は考えていない
  • インプラント治療が不安

  • メリット

    • 審美性が高い
    • 外科的な処置が必要ない
    • 金属アレルギーの心配がない

  • デメリット

    • 審美性を求める場合は自費診療になるため、比較的費用がかかる
    • 奥歯や広範囲の治療など、適応できない症例がある
    • 経年劣化による変色の可能性がある

ダイレクトボンディング
治療の流れ

1. 

   Flow01診断・相談

   初診の際には、まず患者さまのお悩みやご要望をしっかりとお伺いします。
   そのうえで、ダイレクトボンディングの治療内容や、ダイレクトボンディングでできること、メリット・デメリットや費用などを丁寧に説明します。
   また過去の治療例なども画像でお見せして、具体的にお話しします。わからないことや不安なことがあれば、何でもお気軽にお尋ねください。

2. 

   Flow02（必要に応じて）歯の型取り

   歯の形状を変えるご要望がある場合は、必要に応じて型取りを行います。これは、形を整えるための型枠に利用するものです。そのため色合いに関する悩みや、スポット的なへこみの補修であれば型取りは不要です。

   また、ホワイトニングの併用を希望される場合は、先にホワイトニングを行ってからダイレクトボンディングの工程に入ります。
   歯面に付着した汚れへの対応であれば、歯のクリーニングを先行することもあります。

3. 

   Flow03治療

   天然歯の複雑な色合いに近づけるために、複数のレジンを重ねていきます。形状を変える場合は型枠を使い、事前の設計に沿って施術します。
   治療時間は症例ごとに差がありますが、30～60分程度が目安です。

4. 

   Flow04最終確認、微調整

   治療の後は、一時的に施術部が白っぽく変色することがあります。
   そのため、数日後に再度ご来院いただき、色合いや質感を確認し、必要があれば微調整します。
   その後も美しさを保つために定期メインテナンスを推奨しています。

   予防歯科